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July 16, 2006

三丁目の夕日を見ました

私が生まれたのが、この映画のベースと同じ昭和33年....
映画の舞台は東京です。

もちろん33年は生まれた年なので記憶にはないけれど、そこかしこに脳の無意識域を刺激するような懐かしさに溢れていた。
私の家では、昭和50年頃までは昭和のにおいがプンプンしていなぁ~(当たり前??)と、懐かしくもまた思い出すのであります。
今でこそ年を取っておとなしくなったけど、オヤジも若い頃は厳しかったし、お袋も元気だった。
元気と云えば、子供がいつも元気だったよね。
「ねぇ~お小遣いくれよぉ~お願いだよぉ~」ってな感じ(笑)

昭和40年代はまだ戦争の影が色濃く残っていて、上野の駅には傷痍軍人さんが沢山座っていた。
軍帽を被って白い寝間着をまとった姿は、子供には少し怖く見えました。
これも私の中の昭和の一こまです。

世はまさに高度経済成長に向かい、知らずのうちに自分もその恩恵に与っていたが、今思うとなくしたものも多かったんだなぁ...って考える事も多い。
ここではあまり書きたくないけど、いつの頃からか、無垢の子を殺める母親、親に刃物を振り回す子など、心底心が暗くなるような話を聞かない日がない位の毎日に、遠い時代を知るものは貧しさや不便さを解消する代わりに得たものが一緒に連れてきた傲慢さや無責任に戦慄を覚えるのです。

ノスタルジーばかりに浸ってはいられないけど、この映画を見た掛け値のない印象は、まさに「ノスタルジー」以外のなにものでもなかったのです。
若く元気で働き者だったオヤジと、優しい後ろ姿が大好きだったお袋の鶴亀までの長生きを祈らずにはいられない。

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Comments

私もこの映画のDVD持っています!
小さい頃、夕食後に近所の友達と両親の何組かがTVを見に我家に来ていた記憶があります。

高度成長期の頃でオヤジは殆ど家におらず、たまに夜中に目を覚ますと小さな机で持ち帰り仕事をしていました。

不便で決して豊かではなかったですが、心は豊かでしたね。大人も子供も。
豊かさと引き換えに何をなくしてしまったんでしょうね。。

Posted by: JL1ANP | July 22, 2006 at 21:43

渡辺さん
お久しぶりですね。
昭和は遠くなったと云うけれど、我々の記憶の中にはシッカリ残ってますよね。
貧しくも、心豊かな日々でした。

Posted by: JF1OCQ | July 23, 2006 at 07:33

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